カメラなんていらない
スマホで十分
皆さんもそう思っているのではないでしょうか?
実際そうなんです
スマホのカメラって高性能で小型で荷物にもならないから便利ですよね
私もそう思う一人です
しかしスマホで撮れない写真って実はたくさんあって、その中でも特徴的なものが、動きの回る子供などの動体の被写体です
動く被写体にはカメラのAF性能が追いつかず、ブレブレの写真ができあがります
いやそんな写真とらないから〜って思いますよね〜?
でも小さい頃ってあっという間です
だからといって何十万もかけてカメラのレンズ買ってもなぁ〜と思いの読者様
一台持って置くだけで、子供の撮影にぴったりなカメラあります
色々なカメラを使っている私が最終的に落ち着いたカメラ
SONY RX100M7
けして安くはありません(12万ぐらい)ですが4Kも撮影でき、ミラーレスカメラα9相当のAFを搭載(40万クラス)の性能を搭載
高性能ですがデメリットもあります
それはRX100M7では室内で素早く動く子供を、綺麗に撮影することは無理ということです
室内の動く子供を撮影するには、その動きを止めるために早いシャッタースピードが必要となります。
光量を多く取り込むため、大きなセンサー、明るいレンズが必要となって来るからです
もちろん1型センサーを搭載したRX100M7のスマホよりは綺麗に撮影できますが、搭載レンズがF2.8スタートになりますので、室内で早いシャッタースピードを必要となる場合はISO感度が上がってしまうのでノイズが乗りやすい写真になります
なので室内で綺麗に撮影するということは諦めてください
室内で動きの早い被写体を撮ろうとすると、明るいレンズ、APS-Cセンサー以上を搭載したカメラなどが必要となってきます
万能なレンズを搭載、最高峰のAF性能、コンパクトカメラ、高いけどこれだけ買っておけば役に立つよってカメラがRX100M7になります
高倍率が為にレンズが暗い
望遠側の画質がイマイチ
室内で綺麗な写真がほしい方は遠回りせずフルサイズカメラを買われたほうが幸せになれます
もちろん価格、重さ、大きさともにはグッと上がりますけどね
オススメのカメラ選びの記事書いています
気になる方は一度下記の記事を参考にされて戻って来てください
ではこのカメラを選ぶ理由、レビューなど説明したいと思います
高級コンデジRX100M7を選ぶ理由
スマートフォンで何でも出来る時代にカメラに必要な機能それは、動きの早いものを追いかけ手軽に簡単に撮影が出来る事です
実際じっくりカメラを構えて撮影するなら、10年前のカメラを使用しても、現在のカメラを使用しても実は対して変わらない場合もあります
利便性だけで言えばスマホでも十分な事も
写真はスマホでかなり良い感じに撮れる時代です
差別化するのはスマホで撮影できないシーンに役に立つカメラ
カメラは安物を買ってしまうとスマホの方が機能や画質が良い場合もありあります
スマホよりも良いカメラを求めると、どうしても高額になってしまいます
私がRX100M7をオススメする大きな理由は以下の通りになります
- 24mm~200mmの高倍率ズームを搭載(高倍率便利ズーム)
- α9並のAF性能(動き物に強い)
- タッチパネルで被写体にタッチすればAF追従してくれる(初心者も使いやすい)
- コンパクトな本体(本体300g)
- 1型センサー搭載(iPhone12よりも5倍弱大きい)
ざっくり言うとコンパクトでハイスペックなカメラだという事
カメラは画質第一かもしれませんが、大きくて重いカメラは持ち歩かなくなります
持ち歩かなければシャッターチャンスもありません
持ち歩いて撮影しなければ、どんなに良い機材を使っても意味はありません(趣味としてなら別)
カメラは持ち運んでこそ初めて役に立つものです
小型軽量が便利で使いやすい
それでは個別に解説していきましょう
撮影する際スマホよりも優れる点
スマホで十分じゃないかと思われる方もおられるでしょう
しかしスマホでは素早く動く子供にはピントはなかなか合ってくれません
その理由は
- シャッター速度不足によるブレ(シャッタースピードが足りない)
- 被写体からピントがずれる(ピントが追いつかない)
- シャッターレスポンスが悪い(押してシャッターが写真が撮れるまでの時間)
上記を解決するのが、イメージセンサーの大きさ、カメラレスポンス、オートフォーカスの性能の3点です
おいおいレンズの明るさもあるだろ〜って思ってる方
話は十分わかりますが、明るいレンズは高額で重たいから話に入れていません
動き物に必要な3点の性能
- 1型イメージセンサー性能
- 大型センサーの利点それは取り込める光の量が大きくなるので画質が良くなります
ISO感度というセンサーの感度を上げてもザラザラになりにくいですが
センサーが大きければ、イメージサークルも大きくなるので、ピントが薄くなり被写体を立体的に写すことが可能です - カメラレスポンス性能
- カメラレスポンスがあるカメラは動作がなんと行っても早いです
いわいる連写性能でRX100M7は秒20コマの撮影に対応し、連写中も映像が途切れないブラックアウトフリーでの撮影に対応しています - オートフォーカス性能
- 動く子供にはオートフォーカス性能が必要です
このカメラにはSONYのスポーツ撮影向けカメラα9と同等のAF性能が搭載されていますのでどのようなシーンでも活躍できます
発売され2年立ちましたが現在でもトップクラスの性能です(コンデジでは1番)
つまりバランスがとれたカメラということになります
動いている子供にもバッチリ食いつくオートフォーカス
SONYの上位機種並の最大60回/秒演算処理AF性能で動きが複雑な被写体にも高精度に追従します
また約20コマ/秒の高速連写や瞳AFに対応し、撮影中に画像が途切れないブラックアウトフリーに対応していますので、子供を追いかけながら撮影したりすることも簡単にできます
画面をタッチすれば自動的に被写体を追っってくれる、リアルタイムトラキングも搭載しておりますので、初心者でも簡単に撮影ができます
設定を変えることで動物瞳AFにも対応しますので、犬などの動物を飼われている方にも便利な機能です
動画でも瞳AFに対応していますので動画撮影機としても便利ですよ
換算24mm~200mmまで使える高倍率ズーム
スマホも複数のレンズを搭載しています
画質を求めてしまえば、スマホで使用されているようなズームの出来ない単焦点レンズを使用するのがベストなのですが、どういう状況で撮影するかわかっていない方には不便です
おでかけには極力荷物を減らす、そのために必要なのが高倍率のズームレンズが搭載されたカメラになります
RX100M7には24mmから200mmの8倍ズームのレンズが搭載
広角24mmでは集合写真、望遠200mmでは動物園や保育園でのイベントにも使用可能で使い勝手バツグンです
24mmといえば一般的なスマホの広角レンズ相当(iPhoneは26mm)
小学校の運動会やお遊戯会などでは少し望遠不足になるかもしれないので、必要に応じてビデオカメラなどがあると良いかもしれませんが、一台でも撮影出来ないことはありません
一般的に〇〇mmと言われているのはフルサイズ換算値になります
センサーの大きさで変わりますから
1型センサのRX100M7は9mm~72mmのレンズを搭載ということになります
カメラの性能差が出るのは薄暗い時
最近のスマホはとても優秀で、iPhoneで言うナイトモードを使用すれば、夜景も簡単に撮れてしまいます
センサーの大きさで一番差がでるのが薄暗いときです
カメラにはISO感度というものがあり、感度が上がるにつれて必要な光の量が減るため、薄暗くても短いシャッタ速度で撮影することができます
そしたらISO感度上げれば薄暗いところでも綺麗にとれますね〜
いえいえ実はISO感度は感度を上げるとノイズが出てザラザラした写真になるんです
センサーの大きなカメラは大きな光を取り込めるので、感度を上げてもザラザラが出にくくなります
スマホで薄暗い場所(室内など)撮影した写真ザラザラした感じがしませんか?
最近のスマホはセンサーが大型になったとはいえ、まだまだ薄暗い場所では大きなセンサーを搭載したカメラにはかないません
4K撮影も時間制限なし(バッテリー切れまで)
SONYの過去の機種では4K時間の撮影は5分間と決められていましたが、RX100M7ではバッテリなくなるまで撮影が可能です(自動電源OFF機能設定高の場合)
気温が高い場合炎天下などは短くなる可能性あり
また通常のビデオ撮影も欧州での関税の関係で30分までの規制がありましたがRX100M7は電池がなくなるまで撮影できます
センサーも大きいのでお遊戯会など薄暗い場所でも綺麗な動画が撮影できますよ
RX100M7を使用する際の注意点
高額なカメラを買ったからいって、どうしても使わないといけないと思う必要はありません
スマホカメラの得意な分野、RX100M7の得意な分野は違うものです
スマホが得意なシーンは任せる
特にスマホの高性能なCPUを利用したHDR写真などがとても優秀です
デジカメを使ったことある方ならわかると思いますが、明るいところと暗いところを合成無しで同時に撮影することは出来ません(RAW現像を除く)
センサーにはダイナミックレンジというものが存在します
人間の目は優秀で、明るい部分、暗い部分を同時に認識できますが、デジタルカメラのダイナミックレンジは限られているので明暗差の激しい場所ではどちらかに合わせると、データとして記憶できず色が飛んでしまいます(白飛び、黒飛びと言われています)
上記の写真はiPhone12のスマートHDR3という機能で撮影しました
とは行っても何も設定しなくても自動で合成してくれます
例えばデジカメで撮影すると、外にあわせて撮影すると、椅子の下あたりが暗くて写りません
反対に暗いところに合わせて撮ると外の景色が写らなくなります
明るい箇所と暗い箇所を撮影する場合は、iPhone12などの最新スマホを利用したほうが綺麗に写せます
スマホに頼るところはしっかりスマホを使いましょう
RAW現像とはカメラで撮影された生の状態のファイルのを使用して写真を編集すること
普段私達が使用しているJPEGはRAWというデータからカメラが設定に応じて自動で作ってくれたファイルのことです
このRAWというファイル撮影しておけば後ほど細かい設定を変えるなどの画像編集が出来ます
カメラは青天井である
カメラ趣味にすると深い沼が
RX100M7でカメラにハマり、上を目指したくなるかもしれません
画質を追い求めすぎると、物足りなくなりどんどん投資して築いたら100万なんてこともあります
ですので深追いせず、使い勝手の良いカメラを使用することが一番です
カメラ沼に何度もハマったので自身持って言えます
程々にしないと取り返しがつかなくなります笑
2年使ったRX100M7の感想
RX100M7を買っておけば万能でどんなシーンでも撮影できます
旅行時やイベント時には必ず持っていっています
そんな私が2年使って思った感想をまとめてみました
特に私が使ってよかった点は
- 保育園のおゆうぎ会などで高画質な4K動画を撮影
- スマホカメラでは広くしか撮影出来ないおゆうぎ会などでも、換算200mmまでの望遠があるので便利
動画の場合は画像がなめらかに映る為、シャッタースピードは1/60などがベストです
搭載レンズが暗いRX100M7で撮影しても支障がない
やはり動画は電動ズームのほうが便利 - 難しく考えなくてもAFがキッチリ合う
- カメラ本体にAFを完全に任せられるので、被写体を追うことに集中できるので失敗が少ない
- 高倍率ズームのおかげで持って回る機器が少なくて済む
- 画質は劣るかもしれないが、高倍率ズームはどんなシーンにも利用でき便利
特に旅行など - 瞳AFが4K動画でも使える
- 4K動画時も瞳AFやリアルタイムトラッキングは作動します
(プロキシー記録を同時に使用すると瞳AFが使用できません) - 1型センサーがちょうどよい
- 家族写真や旅行などは被写界深度がそこそこの1型センサーが良い
ピントを得るためF値を絞らなくていいので、ISO感度を低く保てる
センサーが大きいピントがシビアになり、どこで撮影したかなどわからない場合ある
(ボケを求めていない時)
残念だったと思えるのは
- コンパクトの代償でバッテリーの持ちが悪い
- バッテリー容量が小さいので、予備にもう一個ほしい
- 開放F値が広角でF2.8望遠でF4.5と少し暗いレンズ
- 搭載レンズが若干暗いので、室内ではISO感度が上がる為ノイズが乗りやすい
室内で動き物を撮るのはちょっと厳しい(撮影できないわけではない) - USB-Cではない
- アクセサリーの関係もあるのでしょうがないが、Micro USB端子が装備されており、充電する為には余分にケーブルを保つ必要がある
(私はバッテリー充電器とバッテリーのセットを買って回避 一緒に使うと便利なもので紹介)
万能な機種なので一台で使いまわしが出来便利
その反対に画質に拘るとやっぱりミラーレスにはかなわない
どんなシーンを求めるかによるが私はRX100M7があれば十分だと思う
望遠はいらない室内がメインという方
望遠が必要ない、室内で撮るから明るいレンズが良いという方は 同じ1型センサーを搭載したSONYのブイログカムZV1がおすすめです
換算24mm~70mm (望遠側はiPhone13PROなどの望遠レンズと同じくらい)
動画メイン機ではありますが、写真専用としてもすごく優秀
SONYRX100M5Aと同等になりますが、こちらの方が、AFなど強化されている、価格も安い
弱点はISO感度オート時の最低シャッタースピードが設定出来ないなどのデメリットも存在します
詳しくはこちらの記事を御覧ください
一緒に使うと便利なもの
RX100M7を使うにあたりあると便利なものを紹介します
純正グリップ
このアクセサリーは必需品
グリップがあるとないかでは全然違うのでお使いの方は是非購入してみてください
装着は両面テープで貼り付けるだけです
バッテリー充電器と予備バッテリー
RX100初代から同じ規格のバッテリーNP-BX1が使用されています
今現在RX100シリーズを使用されている方は、予備のバッテリーをお持ちかもしれませんが、新しくバッテリーだけ購入されても、本体にUSBケーブルを差し込んで充電するタイプの為、バッテリ充電器があるととても便利です
動画目的の方は充電器とバッテリーのセット購入されることをおすすめします
価格もバラバラで購入されるよりもお得です
バッテリーのみならこちら
安い社外製バッテリーもありますが、当たり外れがありますので、遠回りせず純正を買われたほうが無難です
VLOG撮るなら必要ワイヤレスシューティンググリップ
有線の対応のシューティンググリップセットが販売されていますが、Bluetooth対応のシューティンググリップなら、線をつなぐ必要がない為使いやすいです
3脚にもなりますので旅先の家族写真などにも使用でき便利です
デメリットは少々大きく重いこと、コンパクトを求めるなら下記の写真有線タイプのVCT-SGR1のほうが使い勝手良いかも
ワイヤレスでなく有線タイプのVCT-SGR1グリップで良ければ、バッテリー1個のとブラケットを搭載したシューティングセットがお得です
私が購入した当時はワイヤレスシューティンググリップがなかった為、RX100M7とセットになったこちらを購入しました
ワイヤレスリモートコマンダー
RX100M7とスマホアプリのImaging Edge Mobileを使用することで、写真の転送や、リモート撮影が出来るので、ワイヤレスリモートコマンダーは必要ないかと思いましたが、スマホはフラットで触った直感ではわからず、画面を見ずに操作できる所がワイヤレスリモートコマンダーの方が便利なところ
三脚などにRX100M7を設置して、娘の保育園のイベントなどで使用しました
またSONYのカメラを使用している方は、使い回しが出来るので複数台で使うと、コスパの良いものになりますね
液晶保護フィルター
液晶保護フィルターはもはや必需品
バリアングル液晶のカメラはフィルム不要かもしれませんが、むき出しではなんか不安になりますよね〜
一応貼っておくと安心ですよ〜
高いフィルムもありますが、安いので十分
わたしは下記の商品を買いました
RX100M7をオススメする理由のまとめ
カメラを選ぶポイントは自分がないを撮影するかが重要
そして何よりも撮影するチャンスにカメラがなければ問題外
RX100M7を選ぶメリットは
- 色々な場面を想定した高倍率ズーム
- そこそこの被写界深度の1型センサー
- 確実に追えるAF性能
- 持ち運びを苦にしない大きさと重さ
- 玄人が使っても便利なカメラ
RX100M7を持っておけば色々なシーンで活躍できます
スマホで十分と思ってある方も検討していただければ幸いです
ここまでご覧いただきありがとうございました
思い出はお金を出してもあとから買えるものではありません
チャンスが大事